BBIX、Coltのデータセンター内に「BBIX東京第8センター」と「BBIX東京第9センター」を開設

BBIX、Coltのデータセンター内に「BBIX東京第8センター」と「BBIX東京第9センター」を開設
〜Coltのサービス利用者は、BBIXの各拠点に直接接続することが可能に〜

ソフトバンクグループでインターネットエクスチェンジ（IX）事業を行うBBIX株式会社（以下「BBIX」）は、 Coltテクノロジーサービス株式会社（以下「Colt」）の「東京塩浜データセンター」内に「BBIX東京第8センター」を、「印西データセンター」内に「BBIX東京第9センター」を開設し、2019年6月からIXサービスを提供します。

今回開設する両センターは、国内外の大手コンテンツ事業者やインターネット接続事業者に対して、円滑かつ安定的なデータトラフィック交換を実現する相互接続サービス「IXコネクトサービス」を提供します。BBIXが東京都内で運営する各拠点や「BBIX沖縄センター」に接続する国内外約190社のBBIXのIXサービス利用者とのデータトラフィック交換を可能にします。また、アジア地域内で国際間接続を可能にする「Smart IX サービス」を通して、香港やシンガポールのインターネット事業者などに直接接続することができます。さらに、Coltのサービス利用者がBBIXの各拠点に直接接続することも可能になります。

Coltの「東京塩浜データセンター」は、多くの通信事業者が接続し、利用している都心型のデータセンターです。BBIXの「IXコネクトサービス」の展開によって、データセンターの利用者に、より多くの選択肢を提供することが可能になります。「印西データセンター」は、Coltが2011年から運用している電力供給能力を高めたデータセンターです。近年、印西地域を初めとした千葉ニュータウンエリアではデータセンターへの需要が高まっています。これに伴って、インターネット接続も、より広帯域で、より耐障害性の高いものが要求されますが、現状では都心と比較した場合、インターネット接続回線の選択肢が少ないなど接続性は高くありません。BBIXの「IXコネクトサービス」は、「印西データセンター」にサービスを展開している事業者にとって、最適解となります。

Coltは、キャリアニュートラルなデータセンター事業者として、BBIXを含むIX事業者とのパートナーシップを拡大し、ヨーロッパとアジアにまたがるデータセンターのネットワークを通して、お客さまが通信キャリアとIX事業者を選択できるよう注力してきました。これにより、データセンターを利用する事業者に、より多くの選択肢を提示できるようになります。近年、アジアパシフィック地域を重点地域として大規模な投資を進めており、日本で5カ所目のデータセンターを開設するなど、増加するトラフィック需要に応えてきました。BBIXと連携することにより、Coltのデータセンターを利用する事業者に対して、増大するトラフィックに対応した、高速で高品質なインターネット接続を提供します。

BBIX 専務取締役 兼 COOの福智 道一は、次のように述べています。

「今回Coltが提供する東京塩浜および印西のデータセンターに、BBIXのノードを設置できることを大変うれしく思います。特に印西地域においては、国内外の事業者が積極的に大規模なデータセンターを設置している中、コネクティビティーの選択肢が不足しております。BBIXは印西地域に進出する初のIX事業者として、このコネクティビティーの問題を解決し、日本のアッシュバーンとして“INZAI”の認知度を高め、アジアパシフィック地域におけるハブとして日本の位置付けを高めていきたいと思います」