Colt DCS、「2024年度 サステナビリティ・ハイライト・レポート」を発行


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24 Jun 2025

「2024年度 サステナビリティ・ハイライト・レポート」を発行

  グローバルの事業所全体で90%の再生可能エネルギー調達を達成
  EcoVadis プラチナ評価を維持し、評価対象企業の上位1%にランクイン
  「ベスト・コロケーションプロバイダー・サステナビリティ・イノベーション・オブ・ザ・イヤー」を受賞

ハイパースケール、および大企業向けデータセンターソリューションのリーディンググローバルプロバイダーであるColtデータセンターサービス(以下、Colt DCS)は、2024年までの業績をハイライトした3度目の「サステナビリティ・レポート」を発行いたしました。

Colt DCSは昨年、グローバルの全事業所全体において90%の再生可能エネルギー調達を達成し、前年比8%増となりました。

また、当社は、2019年の基準年と比較して温室効果ガスの絶対排出量(スコープ1、2、3、市場ベース)を32%削減する一方、日本の京阪奈とインドのムンバイに新たな運用拠点を追加することで、グローバルなフットプリントの拡大を継続しています。

現在、Colt DCSは欧州とアジア太平洋地域で13のデータセンターを運用しており、さらに19の施設を開発中です。2024年、当社はインドのRMZインフラストラクチャーと大規模な合弁事業を開始し、需要の高い市場における当社の成長とキャパシティ拡大を加速させました。

個別に見ると、スコープ2(市場ベース)の排出量は、100%再生可能な電力の調達によりゼロまで削減されています。一方、2024年の総フットプリントの98%を占めるスコープ3排出量は、基準年比で26%の減少でした。

さらに、Coltグループ傘下のColt DCSは、EcoVadis 2024年度の評価においてプラチナスコアを維持し、データセンタープロバイダーとして3年連続で環境・社会・ガバナンス(ESG)パフォーマンスが評価された組織の上位1%にランクインしました。
2024年には、データセンターソリューションズ(DCS)アワードで 「ベスト・コロケーションプロバイダー・サステナビリティ・イノベーション・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。この受賞は、Colt DCSが顧客のニーズやESG戦略、より広範なサステナビリティ・イニシアチブに沿った持続可能なデータセンターソリューションを提供していることを示すものです。

2024年度におけるサステナビリティのさらなる主要業績は以下の通りです:

事業の脱炭素化

  ロンドンノース(英国)データセンターで廃棄物の95%を埋立処分から転換
  サプライヤーの91%が科学的根拠に基づく気候変動目標を掲げている
  再生可能な電力供給ではエネルギー効率の高い冷却システムを、また、地域のインフラで可能な場合は廃熱回収を備えた新しい施設の設計に努めている

当社の長期的な気候変動目標は、2045年までにスコープ1、2、3の排出量を2019年比で90%削減することです。主な目標は、100%再生可能な電力の維持、拡張可能で持続可能なデータセンターの展開、新規開発におけるエンボディドカーボンの最小化などです。

人と人のつながり

•  DCS従業員価値提案(EVP)を開始し、継続的な学習と専門能力開発を支援するため、受賞歴のあるAIを搭載した「MyLearningHub(マイラーニングハブ)」を導入 
  87%の従業員がColt DCSを働きやすい職場として推奨(2023年度の83%から上昇)

自社の安全確保

  重要インフラが直面する脅威が増大する中、セキュリティを優先し、ISO27001およびSOC 2 Type II認証を取得
  Colt DCS専用のリスクポリシーと手順を導入し、気候変動リスク登録簿、国別または部門別リスク登録簿、ESGリスク登録簿を使用して、サステナビリティリスクを特定・評価 
  2024年には、サポート部門から運用部門にわたるボトムアップのリスク登録簿も作成

 
Niclas Sanfridsson

Colt DCSにとって、2024年は大きな成長の年でした。当社が9年前にハイパースケールの道を歩み始めたとき、クラウド市場は1,110億ドルでした。現在では7,600億ドルを超え、ストリーミング、クラウド、人工知能ツールやサービスにおける需要の高まりにより、さらに成長すると予測されています。信頼、尊敬、団結、持続、開拓という当社のコア・バリューに忠実であり続けることで、この変革期にお客様のスケーリングと加速を支援できたことを特に誇りに思います。

Colt DCS  CEO、ニクラス・サンフリッドソン

Colt DCSは、イノベーション、コラボレーション、責任ある成長に重点を置きながら、2045年までにネット・ゼロの野望に引き続き取り組んでまいります。当社は、ベストプラクティスと規制要件に沿って、グローバル・リファレンス・デザインとサステナビリティ・ロードマップの更新を継続いたします。

2024年度 サステナビリティ・ハイライト・レポート(英語)

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報道関係者からのお問い合わせ先

  • Miki Akashi / 明石 みき

    Coltデータセンターサービス・ジャパン・オペレーティング合同会社 広報 E-Mail: [email protected]