Colt DCS、パリに新設予定の5つのデータセンターの1棟目に着工

フランスにおける23億ユーロの投資を開始
PR
14 May 2025

Colt DCS、パリに新設予定の5つのデータセンターの1棟目に着工、フランスにおける23億ユーロの投資を開始

・データセンターの設計・建設・運用を担うColt DCSは、2031年までにパリの総電力容量を170MWに増やす計画を発表
・Colt DCSは100%再生可能な電力契約を確保し、設計では冷却にハイブリッド方式を採用し、水の無駄をゼロに

ハイパースケールおよび大企業向けデータセンターソリューションのリーディンググローバルプロバイダであるColtデータセンターサービスは、フランスで2番目のデータセンター、Coltパリ2データセンターに着工しました。

この施設は、パリの南西に位置するヴィルボン・シュル・イヴェットの12.5エーカーの新敷地に建設予定の3つのデータセンター(Coltパリ234)の最初の棟です。さらに2つのデータセンター(Coltパリ56)がレ・ジュリスに建設される予定であり、レ・ジュリスは5.3エーカーの広さで、フランスの地方にあるColt DCSの既存の運用施設に近接しています。

これは、フランスのデジタル経済に対する23億ユーロの投資の始まりで、2031年までに5つのデータセンターが完成する予定です。合わせると、Colt DCSのフランスにおける総電力容量は、その年までに170MWに達することになります。

各新施設は、Colt DCSのグローバル・リファレンス・デザイン(GRD)に従って設計されており、建設プロセスにおいて低エンボディードカーボン (Embodied Carbon)の原則を一部採用し、サステナビリティに対する事業者のコミットメントを示しています。

5つのデータセンターは、大手企業、従来のクラウド企業、人工知能(AI)プラットフォーム企業などのパフォーマンス要件を満たします。両拠点での電力契約が確定していて、これらの施設はフランスとヨーロッパ全域のデジタルサービスの急成長をサポートする目的で建設されます。

Colt パリ2は、従来の空冷とダイレクトチップ液体冷却を組み合わせたハイブリッド・アプローチにより、高密度AIワークロードの冷却要求を満たすように設計されています。冷却プロセス中、水の浪費はゼロです。また、この施設は廃熱を回収して地域社会で利用できるように設計されています。

100%再生可能な電力を確保したこのAI対応データセンターは、フル稼働すれば40MWの電力を供給し、1キャビネットあたり100kW以上のIT電力に対応できるようになります。

 

Niclas Sanfridsson

「Coltパリ2の着工は、フランスとその繁栄するデジタル経済に対する当社の長期的なコミットメントにおけるエキサイティングな次のステップです。このプロジェクトは、当社の革新的な新設計を実装するだけでなく、持続可能な成長とイノベーションに対する当社の献身を示すものでもあります。再生可能エネルギー契約に投資し、廃熱の再利用を通じて地域社会を支援することで、当社はクラウドとAIサービスに対する高まる需要を満たすと同時に、環境責任に対する新たな基準を設定することに貢献しています。」

Colt DCS CEO、ニクラス・サンフリッドソン

さらに、Coltパリ2は欧州内から建築設備と資材を調達して建設され、建設期間中に300人、運用開始後に100人以上の新規雇用を地元経済に創出すると見積もられています。このプロジェクトは、信頼できるデータセンターパートナーとしてのColt DCSの役割を強調するものであり、顧客が安全で持続可能な環境で一流のAIソリューションを効率的に提供できるようにします。

 

報道関係者からのお問い合わせ先

  • Miki Akashi / 明石 みき

    Coltデータセンターサービス・ジャパン・オペレーティング合同会社 広報 E-Mail: [email protected]