データセンターOsaka, Japan, 04 Apr 2019
新しいハイパースケールデータセンターを関西エリアに開設することにより、Coltデータセンターサービスは日本市場拠点をより一層強化していきます
2019年4月4日-ロンドン発 - キャリアニュートラルなデータセンター事業者大手のColtデータセンターサービス(Colt DCS, Coltテクノロジーサービス株式会社)は、関西エリアに最新拠点を確保したことを本日発表しました。この関西エリアの拠点は、同地域におけるColt DCS初となるハイパースケールのデータセンターとなり、今年後半にはIT容量30MWのハイパースケールな施設の開発が開始される予定です。
関西は1,800万の人口を持つ日本第2位の経済市場であり、世界第12位のITネットワークマーケットです。オンラインコンテンツプロバイダーやマネージド/クラウドサービスプロバイダーからの需要は今後5年間大幅に増加すると見込まれており、関西はColt DCSにとって重要な市場になります。
関西は、東京に本社を置く企業や東京を拠点としてデータセンター事業を行う多国籍企業の間ではディザスターリカバリー拠点として需要が高く、そのため東京に次ぐデーターセンター拠点になっています。
この関西のデータセンターは、既に2つの施設を備えた関東の印西キャンパスに次ぐ、Colt DCSの日本における3つ目のハイパースケールデータセンターとなります。関西のデータセンターにおいても、高い技術を持つバイリンガルのスタッフが施設を管理し顧客をサポートすることで、Colt DCSはこの地域における他のプロバイダーよりも際立つ重要なソリューションを提供します。
関西拠点の確保は、日本でのクラウドサービスプロバイダーの急増によりこの地域でデータセンタープロバイダーやキャリアニュートラルなネットワークアクセスへの需要が高まっていることに直接対応するものです。
Coltデータセンターサービスの不動産担当バイスプレジデントであるリチャード・ウェルブロック氏は、「日本には既にデータセンター施設を備えていますので、当社はこの成長市場における具体的なニーズを把握しています」と述べています。
「この拠点確保や日本に継続して焦点を当て投資を行っているのは、当社のハイパースケールユーザーが大容量を必要とし、信頼できるスケーラブルなソリューションを求めているからです。ハイパースケールな施設を構築、提供してきた当社の実績は、事業を拡大し続けている日本のクラウドサービスプロバイダーの成長をサポートできると確信しています。この関西拠点の確保は、アジア太平洋地域の拠点を大幅に強化するとともに、当社のランドバンキング戦略が確かなものであることを証明するうえで、当社にとってさらにもう一つのステップとなります。」